古代の和菓子⁈
和菓子の起源
和菓子はいつから存在したのでしょう?起源は何?考えたことはありませんか?
古代は果物や木の実を「果子」と呼んで間食に取っていたと言われています。上生菓子の起源は、奈良時代に生まれたとされています。まだ砂糖はないので米あめ、はちみつなどが使われていました。これが鎌倉時代に入ると、上流階級の茶の湯の発展によって、和菓子がお茶請けになっていきます。その後(室町時代)ポルトガル人やスペイン人により南蛮菓子が渡来します。ボーロ、カステイラ(※カステラのこと)、金平糖(こんぺいとう)、ビスケット、パンなどで、現在でも食べられている和菓子の原型となりました。そして戦国時代から江戸時代にかけて、砂糖の輸入量増加によって和菓子の文化が庶民に広がりました。現在食べられている和菓子の多くは、江戸時代に誕生したものです。
見つけた!古代の菓子
古代の呼び名は「かし」。果物から「果」を取り、「子」は木の実の事。これで「果子」。すでに漢字はほぼ出来上がっていますね。
なんとこの現代に古代のお菓子を発見したのです!!
その名も「御果子(おんかし)」 金沢棒茶風味の求肥にラム酒に漬け込んだ無花果とロースト胡桃が入った原点回帰なお菓子。見た目はとてもシンプルですが、自然の味わい深い滋味を感じます。
お店は「江出乃月」で有名な加賀百万石・前田利家の長男、前田利長公が治めた高岡城の近隣の和菓子屋《江出乃月本舗 志乃原》さん。天保3年(1832年)創業。 ただこの御果子は、オンラインショップにはなく現地で買うしかないようです。
『御果子(おんかし)無花果』
- 1袋4個入り 648円(税込)
- 加賀棒茶入り餅菓子
- 賞味期限:14日
- 特定原材料等:クルミ
- 栄養成分表示:100gあたり322kcal
江出乃月本舗 志乃原
〒933-0041
富山県高岡市城東1-9-28